Act 15 今を読み解く 23面 | ripvanwinkle

Act 15 今を読み解く 23面

世界的に続発する不祥事を背景に、
米国を中心に、評判や名声などを意味する

「レピュテーション」

を企業の重要な資産として
とらえようとする動きが広がっている。


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ブランドとレピュテーションは同義語なのか。

フォンブランとファン・リールは
「重要な点で違いがある」と指摘する。

2人は1例として
米スポーツ用品大手ナイキを取り上げる。

同社は抜群のブランドを持ちながら、
途上国で未成年労働者の雇用をやめる努力を
しなかったとのイメージが強いとする。

ブランドの価値が高くても、
企業として消費者や従業員、投資家などの
ステークホルダー全体から高い評価を
受けているとは限らないわけだ。

そんな考察を踏まえ、フォンブランとファン・リールは
無形資産から知的資本を除いた部分を
「レピュテーション資本」と定義し、
それを「ブランド資本」と
「ステークホルダーとの関係性」へ要素分解する。

レピュテーション資本の増大のためには、
ブランドの魅力を高めることはもちろん、
職場環境を改善したり、
企業の社会的責任に取り組んだりすることで、
ステークホルダーとの関係を向上させることが欠かせない。

「レピュテーションを築き上げるのには何年もかかるが、
台無しにするのは一瞬で可能だ」


財閥時代から百年以上かけてでき上がった
「三菱」というレピュテーションも例外ではない。 




評判や名声がレピュテーションだそうです。

ブランドだけでも定義が難解なのにまたややこしくなるね。


ちなみにブランドだと信頼とか安心、

満足みたいなのが当てはまる。

一言では言い表せないんだよね。

企業からみたブランドと

消費者からみたブランドはちょっと違うからね。


まぁ、いずれにせよ

ステークホルダーを意識してやんなさいって

基本は同じなんだよね。


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