Act 17 独シーメンス、分離決定へ 9面
独電機大手のシーメンスは6日、
業績が低迷している携帯電話機事業の分離を
正式に決定する。
同事業では他のメーカーと提携し、
合弁会社で継続する方針を打ち出しており、
提携相手はアジアのメーカーが有力視されている。
英フィナンシャル・タイムズ紙は同日、
シーメンスは台湾の明基電通(BenQ)を
選ぶ方向だと報じた。
シーメンスの携帯電話機の世界シェアは
2004年に4位(ガートナー調べ)だった。
明基は1984年に台湾のPC最大手、
宏碁(エイサー)の子会社として発足し、
現在は独自の「BenQ」ブランドで
薄型テレビ、デジタルカメラなど
デジタル家電全般を手掛ける。
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前からシーメンスの携帯事業分離は出てたよね。
まさかBenQと提携するとは思ってませんでした。
中国のベンダーかなーって感じだったんだけどね。
ほら、シーメンスって中国の3G開発に熱心だったでしょ。
TD-SCDMAってやつ。通信規格ね。
これが政府から中国のキャリアに免許が交付されれば、
当然シーメンスにとっても利益につながるわけ。
シーメンスの本業はそんなにやばいんだろうか。
独って今はいけてないって話聞くしね。
BenQってけっこうな技術力で有名だったよね。
たしか携帯電話の中身を作ってるんだっけ。
シーメンスは世界的に有名なブランドだし、
ここはシーメンスで売るんだろうか。
いや、きっとBenQだな。
シーメンスの販売網ゲットって感じだろう。
中国の携帯電話市場はますます混沌とするわけだ。