Act 29 地上波、広告依存は限界 13面
民放キー局の事業環境に変化が起きている。
主力の地上波による広告収入に
大きな成長が見込めない中、
インターネットでの映像配信サービスが普及。
29日付けで日本テレビ放送網社長に就く
久保伸太郎取締役常務執行役員に対応策を聞いた。
「放送制度で守られた地上波の
無料広告放送に依存できる時代は終わった。
若い世代は携帯電話やパソコンで
情報を購入することに全く抵抗感がない。
競争の土俵は地上波から衛星波、
ブロードバンドに広がり、無料広告放送だけでなく、
有料課金サービスも増えていくだろう」
「通信やITの企業は規模が大きいが、
コンテンツ、つまり番組の制作能力では
どんな大きな企業にも負けない。
番組制作に経営資源を集中して勝負する」
--------------------
19日日曜日の新聞が行方不明なので、
18日土曜日から記事をチョイスしました。
TVと広告の関係は一言では語れないと思う。
視聴者の視点からだと、
当然広告なんて不要なわけで、
CM飛ばしの機能も需要が生み出した
技術ということになる。
それでも、
わざわざ有料にしてまで番組を見るのかどうか疑問。
企業の視点では、
TVCMはPRのための媒体としては依然強力なわけ。
ブランディングとして企業のイメージを宣伝するには
TVCMに総合的に勝るものはまだないんじゃない?
まぁ、
結果的に見てもらえないなら意味ないんだけどね。
今回の記事で、
番組制作に注力するって発言は歓迎だよね。
そう、
有料か無料以前に、
番組を視聴したいと思うかどうかが重要でしょう。
ギャオが魅力的な番組を独占放送するなら
当然PCでギャオ見るでしょう。
最後に、
TVCMはネット広告と融合して機能性を増すと思うな。