Act 22 メディア奔流 6面
固定電話の不振が続く
SBCコミュニケーションズ、ベルサウスなど
通信大手が今年末から相次ぎ放送事業を始める。
「通信」と「放送」の融合を可能にしたのが
インターネット技術だ。
「視聴者が選んだカメラアングルから
大リーグ中継を楽しめる」。
SBCのエドワード・ウィテカー会長が
リモコン片手に新しい放送形式、
IPTVの双方向性を強調した。
流れる広告も視聴傾向に応じ
世帯ごとに変わる。
「未来のテレビはSBCがつくる」
と自信満々だ。
IPTVは既存の有料放送に価格競争を挑む。
IPTVでは視聴者が見たい番組の
データだけがパケットに小分けして送られる。
回線の大容量化を競う必要がない。
IPTVで先行する米国を追うのが、
2008年に北京五輪を控える中国。
中国は独自のIPTV規格を
米国に売り込もうと水面下で動き出した。
未来のテレビを巡る主導権争いが
世界規模で始まった。
--------------------
TVは無料で見るもんだと思うんだけどなぁ。
Gyaoをこないだ見たけど、
意外とよくできてた。
広告のおかげで無料だしね。
そう、広告流すんだったら無料にしろって話よ。
Act 21 フジ、具体化を優先 9面
フジテレビジョンがライブドアとの業務提携の
第一弾として公衆無線LANを選んだ背景には、
放送とインターネットとの融合の
具体案が打ち出せない中、
実現しやすいテーマを優先したという事情がある。
保有するライブドア株式の価値を
毀損しないためにも、
何らかの実のある業務提携を
早期に打ち出す必要に迫られた。
その答えがライブドアが新たに始める
公衆無線LAN事業への協力。
無線LANを使った映像の送信や
視聴者の番組参加とは、
つまり、フジがライブドアの新サービスの
大口利用者になることを意味する。
フジ自らが先頭に立って使い勝手を検証、
宣伝することでライブドアの新規事業の
立ち上がりを側面支援する。
この結果、
ライブドアが収益を上げれば、
ライブドア株を大量保有するフジの価値も
高まる戦略だ。
--------------------
視聴者の番組参加ねぇ。
別に参加したいとは思わないけどなぁ。
フジテレビとしては重荷を背負ったって感じだね。
なんでこんなことしなきゃいけないのみたいな。
そんな空気だろう。
ライブドアとしてはフジテレビの
バックアップがとれるってことで有利だよね。
第二弾に期待します。
ripvanwinkle livedoor支店(英会話ネタ)
Act 20 セコム、中国で強化 15面
セコムは中国のセキュリティー事業を強化する。
警備員の派遣事業も始めるなど
幅広いサービスを提供し、
日本企業の進出など今後拡大が見込まれる
中国での需要に対応する。
現在、外資による個人向けセキュリティー事業は
解禁されていないが、
拠点の拡充を通して将来の参入をにらむ。
中国では現在、
民間企業が自社の警備員を契約先に
常駐させることを認めていない。
--------------------
中国は外資に対する規制が多いね。
安全がブランドになる時代、
セコムは賢く商売やってますな。
そりゃね、
あんだけ反日デモの映像を目の当たりにすれば
セコムと契約しちゃうってもんですよ。
防犯関連の企業って
意外と伸びるかもしれないね。
Act 19 聯想が参入検討 9面
米IBMのパソコン事業を買収した
中国・聯想集団(レノボグループ)は、
低価格ノート型パソコンへの参入を
検討していることを明らかにした。
ノート型の主力製品「シンクパッド」とは別の
新ブランドを設ける公算が大きい。
シンクパッドの開発を一手に担ってきた
旧日本IBMのパソコン部門とレノボ開発陣の
統合効果を測る試金石となる。
--------------------
レノボってちょっと前までレジェンドだったんだよね。
中国のメーカーではハイアールとかに並んで
ブランド戦略に取り組んでるほうです。
さてさて、そんなレノボが
IBMのPC部門を買収しちゃったわけですが、
レノボでいくのかIBMでいくのか。
中国は政府が自社ブランドを推進してるわけだし、
おそらくレノボブランドで頑張るんだろうな。